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一人で彷徨うバンコクあれこれ

シニアのおじさんのバンコク放浪記?です

第79回 空港の保安検査要員が財布から現金を盗む

 タイの最新ニュースは基本的に日本語総合情報サイト@タイランドnewsclip.be」というサイトで得ることが多いのですが、今日のニュースでは、「こりゃたまらん」という記事が出ていました。

 それはスワンナプーム国際空港の保安検査場で機内持ち込み手荷物のエックス検査を行っているとき、現金を盗まれたという事件です。盗んだのは空港職員だということですが、空港の保安体制にあらためて不信感を覚えました。

 どこの空港でも最近はセキュリティ検査が厳しくなっていますが、そのためか「ベルトを取る」「上着を脱ぐ」「帽子を取る」の他に、見につけている金属製品ということで財布をトレイに入れることも多くなっています。

 係員がそのトレイにふたをして検査を通過させていますが、兼ねてからその10秒ぐらいが不安だなと感じていました。特に何らかの異常な物品を検知して荷物の移動が停まったときなどは、「変なものが入っていたのか」とか「バッグの中身を見られたのでは」と心配になることもあります。

 しかし、今後はそれ以外に財布の中身もチェックしないといけないようです。

 それにしてもニュースを読むと実態が良く分かりますが、先ずこの逮捕された容疑者は、空港当局が保安検査を委託している民間警備会社の職員だったということで、正規の職員ではないことにびっくり。(ただし日本も似たような状況かもしれませんが)

 さらに旅行客の訴えに当局が重い腰を上げて容疑者を逮捕したのが、どうやらフェイスブックへの記事の投稿がきっかけになったようで、要するに当局は事態を軽く見ていた、ということになりそうです。

 というわけで、保安検査時のときの財布の扱われた方には注意が必要で、当然ながら鍵をかけたと思ってもスーツケースの中に現金を入れておくのも問題です。

 ちなみに私は逆の意味で危ないことをやらかしたことが1回あります。それはホノルル空港で、うっかり手荷物にコンピューターを入れたまま検査を通したこと。

 すぐに係官がすっ飛んできて、怖い顔でまくし立てられました。バッグを指差していたので、そのときようやく気がついて「コンピューター」と叫び、ゆっくりとバッグの中に手をいれ取り出しました。

 その間手元をじ~っと係官が注視。数十秒のことですが、かなりの緊張感がありました。取り出した後は「まったくこのおっさんは・・・」という目で眺められてとりあえずおとがめなしでしたが、セキュリティにはかなり気を使っているなと感じた一幕でした。
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