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一人で彷徨うバンコクあれこれ

シニアのおじさんのバンコク放浪記?です

第453回 世界競争力ランキングで日本とタイはほぼ同等

 日本では消費増税が、個人消費が回復しないため延期されるようです。(安倍総理は世界経済が悪化しているから、と妙な理由をつけていますが)

 今日のnewsclip.beには、スイスのビジネススクールがまとめたという世界61カ国の競争力ランキングが出ていますが、順位を書いていくと香港、スイス、米国、シンガポール、スウェーデン、デンマーク、アイルランド、オランダ、ノルウェー、カナダだそうです。

 北欧系の国が多いなという印象ですが、アジアの場合は14位台湾、19位マレーシア、25位中国、そしてようやく26位日本、28位タイだそうです。これを見るとシャープが台湾の企業に買収された理由も少しわかるような気がします。

 世界競争力ランキングですから、国内の景気とは一致しません。ただ以前は世界中に日本の製品があふれていたと思いますが、現在は車を除いて、それが少しずつ浸食されているという事だと思います。

 日本はタイより優れている、なんて思っている人がいるかもしれませんが、世界的視野から見れば、そんなに差はないというのが現実のようです。

 現状はタイに遊びに行けるような人の個人所得が、現地で働いている人より多い上に、日本人の旅客マナーは良いと評価されているのか、大事に扱ってもらえると思っていますが、いずれ競争力が逆転し、さらに収入も逆転するかもしれません。

 すでにタイの富裕層が日本に来て、日本のホスピタリティに感動して帰国しているわけですから、こういった人たちは今私がタイ旅行で感じている、大事にしてもらった、という感覚を持って帰国しているはずです。

 なんでこんなことを書いているのかというと、ネットの様々な旅行記や情報を検索していると、だからタイはダメなんだ、という励ましではなく、揶揄や馬鹿にしている論調を見かけることがあるからです。

 バンコクの市街を彷徨っていると、近代ビルの横で薄汚い?屋台が営業しているという、実に面白い光景を目にするわけですが、これを遅れていると見るか、多数の人が少しでも良い生活を目指して努力していると見るかで、視点が変わるような気がします。

 基本的には互いの国の良さを尊重しあって旅行を楽しみたいなと思っています。とは言うものの、タクシーの良からぬ噂を聞いたりすると、「やっぱりタイだから」という言葉がつい出てしまうのが残念です。
 
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