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一人で彷徨うバンコクあれこれ

シニアのおじさんのバンコク放浪記?です

第387回 タイで銀行口座は開設できるのか?

 日銀がマイナス金利を導入してから、ますます景気が悪くなったような気がします。しかしどういうわけか為替は円高に進み株価は低迷

 幸か不幸か対バーツレートも円高傾向になり、今は1万円が3160Bぐらいでしょうか。前回の旅行時に自宅で保管していた、1万円が3000Bを切っていたころに両替したバーツをかなり消費したので、今回のレートは歓迎です。

 それにしても、銀行に預金をしてもまったく利息が付かないのでは、何のために預けているのか意味不明な状態になっているなと思います。

 まあ唯一様々な引き落としが自動で行われていますから、その利便性だけだなと言う感じです。

 そんな中、今日の朝刊に三井住友銀行が普通預金だけでなく定期預金金利も引き下げたという記事が出ていました。これまでは0.025~0.075%だったものを、一律で0.01%にするようです。

 これまでの普通預金金利は0.02%でしたから、定期預金なのに利率はそれ以下に下がったということで、定期預金と言う言葉自体が空疎な言葉に聞こえます。

 というわけで、だったらいっそのことバンコク好き旅行者としてタイの銀行にお金を預けてもいいのではと思い、先ずは現状のタイの銀行の金利を調べてみました。

 すると1年で1.5%ぐらいから2.8%ぐらいまで利率の開きがあり、これは当たり前のように思えてちょっと衝撃的です。なぜなら日本の都市銀行の場合、どこに預けても基本的に定期預金の利率はほぼ等しく、2倍近い差があるのはあり得ないからです。

 しかし企業の競争と言う観点から見れば、日本の横並び金利が異常なのであって、一種の談合みたいなもんだなといつも感じています。

 話を戻して、だったら100万円ぐらいバーツで預けるかという気にもなるのですが、問題は外国人の場合、現地で就労していないと預金できない可能性があるということです。

 これについては以前も調べたことがあるのですが、ノービザや、現地でのしっかりした居住証明ができない限り、今は口座開設が難しくなっているようです。(軍事政権になってからの、ある意味浄化政策の一環のようにも思えます)

 ネットでは、バンコク銀行なら口座が開設できるみたいなことを書いている人も多いようですが、これも銀行側の人によって対応が異なる場合があるようで、そのあたりはタイならではの雰囲気を感じます。

 とはいうものの、抜け駆けをしてまで口座を開くというのもできるだけ避けたい。一方タイでロングスティを考えている人も多いと思いますが、そういった人たちの銀行口座開設はどうなっているのか?また正規にリタイヤのビザを取得できた場合はどうなるのか?

 まあそこまで今は真剣に考えていませんが、現状をネットで少し調べた限りでは、100万円程度では口座の開設は難しいように思えます。


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