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一人で彷徨うバンコクあれこれ

シニアのおじさんのバンコク放浪記?です

第41回 タイ料理の匂いが、徐々に悪臭から芳香に変化?

 初めてバンコクに行ったとき、ドンムアン空港に無事飛行機が着陸し、「いよいよ中年おじさんの冒険が始まるか~」と思いつつ機外に出て、「おや?」と思ったのが、空港内に立ち込める異様なにおい。

 バンコク旅行に行く前は、よくハワイに行っていたので、機外に出た瞬間の大気に関心を持っていました。飛行機のドアから空港内に入る通路までは、その国の大気を短時間ですが感じることができます。

 このときは、「やっぱり暖かいんだ~」というのが第一印象。ところが空港内の施設に近づいていくにつれ、妙な匂いがする。今はスワンナプーム空港に代わり、空港そのものの匂いが減ったなと感じますが、わずかですがやはり感じます。

 タイ料理で使われる様々な調味料や香草の類だと思いますが、ドンムアン空港の場合は、それが長い年月で空港に染み付いていたように思えます。

 正直なところ、この匂いの第一印象は決して良いものではなかったです。「なんか腐っている?」「ず~っと嗅いでいると気持ち悪くなりそう」というような感想です。

 その後ホテルに到着し、翌朝付近を散歩したとき、同じ匂いでもっと強烈なものが、歩道上に広がっている屋台から漂ってきて、「うへぇ~、これはたまらん。こんな匂いのものを食べているのか?」と愕然としました。

 さらにチラッと屋台を見ると、何だか得たいの知れない、ちゃんと洗っているのかどうかもわからない鍋を使って調理が行われ、出来上がったものの一部は小さなビニール袋に入れられています。

 さらに近くの歩道上では今にも倒れそうなテーブルと椅子の上で、怪しげな人たちがプラスチックのどんぶりや皿みたいなものでご飯を食べています。

 食べ終えた食器は大きなたらいの中にどぶんと入れて、一応は洗っている様子はありましたが、「これで衛生上問題ないのか?」と気になりました。

 というわけで、匂いと衛生上の問題が重なり、最初の頃の旅行では、ともかくそういった屋台を避けるように街歩きをしていたように思います。

 ところが食べ物以外の点でやたらバンコクは面白いということがわかり、何回も旅行を重ねるにつれ、いつの間にか機外に出た瞬間のあの匂いを最近は待ち望んでいるような気がするようになりました。

 リピーターの方には理解してもらえると思うのですが、匂いが過去の旅行の記憶を呼び戻し、「いやあ~また来ちゃったよ」という感覚です。

 こうなってくると、最初は匂いのために嫌で嫌でしょうがなかったタイ料理も、屋台は無理ですがレストランで食べてみようという気持ちが強くなってきます。

 まあそんなこんなで、今は「おっここなら!」というインスピレーションが働いた店に、ガイドブックやネット等での紹介のあるなしにかかわらず気軽に入るようになっています。好きになってしまえば、「あばたもえくぼ」という諺と同じであるような気がします。しかしタイ料理に関しては、メニューを選べば本当においしいと感じています。

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