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一人で彷徨うバンコクあれこれ

シニアのおじさんのバンコク放浪記?です

第291回 バンコクのゆる~い雰囲気の癒し効果

バンコクポスト より

 パリで起きた同時爆発テロ事件、タイでもやはり気にしているようです。現在、タイ南部のマレーシアやインドネシアに隣接する地域でいくつかのテログループが活動を続けています。

 このグループがISと関係していることはなさそうですが、今後も厳重な警戒を続けて行くそうです。当然ながら、バンコク市街でも、年末にかけて、ともすればいい加減になってしまう所持品検査が厳しくなる可能性もありそうです。

 面倒なのがスーツケースを持っての地下鉄の乗車。改札前の所持品チェックで、律儀な係員はスーツケースを開けるように指示することもあります。

 こうなると公衆の面前で開けなくてはいけない事になりますから、まあ指示する方も気がとがめるでしょうが、開ける方も不愉快です。(かつて一度だけ経験があります)現状ではしょうがないとは思いますが、面倒この上ないです。

 ちなみにバンコク市街にはフランス大使館があり、周辺住民は献花に訪れていますが、同時にテロの標的になる可能性があると言う不安も若干感じているようです。

 気になったので場所を調べてみると、ルンピニ駅からサパーンタークシン駅方面に向かう直線道路「サトーン・タイ通り」の途中ですね。ルンピニ駅から600mぐらい。バンダラスイーツという日本人が良く利用するホテルの近くです。

 さて高級ホテルでランチと言うテーマで少し調べていたのですが、街歩きをしているとき、著名な駅の近くにはだいたい高級ホテルが建っているので、わざわざ調べなくても、そういったホテルに飛び込んでホテルの雰囲気を感じながら店を探すのも悪くないなと思うようになってきました。

 どこどこホテルの何とかと言うレストランでランチと決めてしまうと、それが足枷になって動きが制限されそうです。それより出かけたついでに、「歩くバンコク」の地図を見て、周辺にある高級ホテルと思われるところ飛び込んだほうが意外性があって面白いかなと思うようになってきました。

 結局私の好みは、計画は立てるものの、実際にはその日その日を気ままにあちこちフラフラするという旅行スタイルが一番似合っているようです。

 ただそう言う気持ちになれたのは、バンコクに5回以上来て、「バンコクという街は自分の我侭が通りやすいゆる~い雰囲気を持っているな」と感じた頃からです。

 トラブルがあっても、「まあこのぐらいならしょうがないか」と思える気持ちの余裕かもしれませんが、これは今の窮屈な日本社会ではあまり味わえないような心境であるような気がします。
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