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一人で彷徨うバンコクあれこれ

シニアのおじさんのバンコク放浪記?です

第147回 バンコク旅行で楽しむ、プチリッチな感覚

 私は家庭の都合(妻が病気で他界)で57歳で早期退職をして、その後は退職時に体調が悪かったためパートの仕事しかしていません。幸いにも市や県からの父子家庭対象の補助金やネットからの収入が少しあったので、資産は目減りを続けていますが、まあなんとか家計は破綻しないだろうという見通しを持っています。

 一方で、もともと小さい頃から体が弱かったので、たぶん仕事は定年まで続けられないだろうという妙な予感があって、50代の初めから早期退職を意識。

 住宅ローンの借り換えや繰上げ返済を繰り返し、一方で少しでも良いので貯金。さらに日常生活では、普通に食べていけるだけの消費で充分と考え、節約志向を徹底してきました。

 というわけで、前置きが長いのですが、旅行に行くためにあらゆる部分の生活費をスリムにしています。例えば本は図書館、新聞は朝刊だけで月3000円。

 スマホは持たず、最低限の連絡のために携帯を利用。これの料金が1700円弱。年間に直すとスマホに較べて5万ぐらい節約している印象があります。(最近格安携帯に関心を持っていますが)

 車は母親の病院への送迎のために持たざるを得ず(父は私が学生時代に他界。20代から30代にかけては家計を支えるためにちょっと苦労しました)、もちろん通勤でも利用。ただし日常生活の買い物等はほとんど自転車で済ませています。

 「そうまでして旅行(ハワイやバンコク)に行きたいのか?」と母親からは呆れられ、職場の同僚からは「バンコクに良い人でもいるの?」とからかわれていますが、否定も肯定もしていません。「うふふ」と笑ってごまかしています。

 まあ同じ場所に何回も顔を出せば、必然的に相性のよい店もできます。そうなると、サラリーマン同様、近所の居酒屋やスナックに、「今日はちょっと時間があるから仕事の帰りにあそこに寄ってみようか」という気持ちと同じような感覚になってきます。

 唯一問題だなと思うのは、日本とバンコクとの距離や時間であり、さらに必要な経費が近所の飲み屋さんとは桁違いだということですね。しかしそれは旅費やホテル代を含めればという話になります。

 日本のスナックなら一晩行って5000円ぐらい?(最近は行っていないので不明)1週間通うと3.5万。バンコクのゴーゴーでは、ビール1本が200~550円ぐらい?1000円と考えても1週間で7000円。

 旅費やホテル代はかかりますが、この違いは大きい。ましてや私ぐらいのシニアだと、2000B前後のホテルに宿泊すれば、それなりの扱いを受けられますし、上記のゴーゴーでも、お金を持っていると勘違い?されて、楽しく飲むことが出来ます。

 たま~に利用することが出来るビジネスクラスを体験すると、若干の優越感も芽生えたりして、60代になってようやくプチリッチな感覚を楽しめるようになったという気がしています。
 
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