第116回 バンコク旅行に何回も行く理由
もちろんプーケット等のリゾート観光地もあるわけですが、なんとなくバンコク観光とは一線を画しているような気もします。
というわけで、バンコク旅行も5回を越すと「行く場所が無い」という気持ちになります。ところが「それにもかかわらず、やはりバンコクに行きたい」という妙なトキメキを感じる場合があり、それがバンコク旅行の原動力となって、いつの間にか10回を超えてしまいました。
今改めて、このブログの元になっている、「バンコクぶらり一人旅」というサイトで回数を数えたら、5月の旅行で16回目になることが分かりました。
当然ながら私よりもずっとバンコクという街に魅せられて耽溺している方も大勢いるようで、そういった方の中には月に1回というようなハイペースでバンコクに通っている方もいるようです。
私の場合は、当初は年1回だったものが、年金暮らしになった2013年あたりから、資産が減ることも厭わず、年4回ぐらいのペースになっています。しかしでは、さしたる観光地があるわけでもないバンコクへ、なぜそんなに足しげく通うのか?この感覚が実に不思議です。
スワンナプーム空港に降り立った瞬間に感じる開放感?エアポートレイルリンクに乗る頃には、まるで通いなれた職場に通勤列車で行くような感覚で外の景色を眺めている自分がいます。
心の中では「また来ちゃったなあ」「相変らず遠くの景色はかすんでいるなあ」「今日は割りと車が少ないから、タクシーのほうが良かったかな」「タイ人の乗客が増えて、旅行者としてこの各駅停車に乗るのはちょっと肩身が狭いな」「あそこにいる欧米人はどこから来たんだろうか」なんてことを取りとめも無く考えていると、マッカサンやパヤタイ駅に到着。
いつものように改札を抜けてそこからタクシーかBTSかMRTか、どれにしようか迷いつつ移動。このあたり、最初のころは「乗り場はどこだろうか?」「チケットを買う方法が分かるだろうか?」「タクシーに乗車拒否されたらどうしよう?」等々様々な不安を感じていましたが、今は基本的に「どうにでもなるさ」という余裕があります。
というわけで、ようするにバンコク旅行がいつの間にか私の日常生活の中の当たり前の一コマとなって存在するようになったという意識があります。
初めて行ったバンコク旅行のときの気持ちに較べると、開拓者精神というから冒険心といったものから徐々に疎遠になったなと感じていますが、一方でバンコクに滞在する居心地のよさ、みたいなものを感じるようになり、それがしつこく旅行を繰り返す動機になっているように思います。
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khun hoku,sawadee kha.
主人も私もなかなかまとまった休みが取れなくて、確実に休めるGWにプーケットへ行って来ました。値段を抑えるため、かなり前からエアも予約。時間を有効に利用したいので往復とも深夜便になりました。プーケット空港からタクシーで15分ほど北上したところにあるマイカオビーチ(賑やかなパトンビーチとは反対方向)での滞在で、何もしないのんびりした旅を満喫してきました。物価が高いうえに、円安なのでレートもあまり良くなかったです。一万円で2615B...以前は3700Bほどの時もありましたよね。はぃ、やっぱり シッポを巻いて帰ってきましたよ(笑) 今度はいつになるか未定ですが、めげずにホアヒンあたりを目指したいと思ってます。もちろんバンコクにも泊まりたい!!
おはようございます。
GWのプーケットとは、しかも往復ともに深夜便。すごい体力です。でも仕事の関係を考えると
時間的にもロスが無く、価格的にも助かるのかもしれませんね。プーケットまでは直行便でしょうか?
バンコクから乗り換える人も多いみたいで、私も一度はと思っているものの、リゾートなら
ハワイで充分と考えて実現していません。
タイは、バンコク市街でも中心部と周辺部で価格格差があるようなので、ましてやリゾート地はさらに
高いんだろうなと想像していました。ただバンコク市街ではどうしてもセカセカ動き回ることが
多いので、その点何もしないでひたすらのんびりというのは良さそうです。
水はどうなんでしょうか?にぎやかなビーチではなさそうなので、透明度もあるのでしょうか?
私はパタヤからラン島に行ったとき、さすがに透明度はあるなと感じたものの、水の色が薄茶色に
感じられがっかりした経験があります。
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