第1261回 タイの最古の都市国家はドヴァーラヴァティー王国だった?
あとはすでに土の中に潜り込んでいる根の活性次第だろうなと思っていますが、野菜作りは天気に大きく左右されることを改めて思い知らされました。
ず~っと見てきたバンコクの大気汚染状況ですが、今日もバンコク及びその周辺は良好。チェンマイ方面だけがちょっと高い。しかし一時期より数値はだいぶ小さくなりましたので、毎日いちいち確認するのはやめようかなと思っています。
タイランドハイパーリンクスより
昨日知らせしたスクート航空に続いて、LCCのピーチ航空がバンコク~沖縄間でセールだそうです。販売期間は5/10~5/11まで。旅行期間は5/15~6/30まで。
ゴールデンウイークでバンコク行きを控えていた人には朗報?運賃が片道なんと980B(3500円ぐらい)。成田からLCCで沖縄に行って、ついでにちょっとバンコクへなんて言う旅行プランが目に浮かびます。
さてタイの歴史についての勉強です。タイ国政府観光庁のページを参考にしています。先日はウドンターニー県にあるバーンチェン遺跡について調べていました。
紀元前3600年ごろから紀元後3世紀ぐらいまで長期にわたって続いた土器の時代のようですが、土器を使用したということは、そこに定住して農耕文化を発展させたということを意味しているように思います。
ではその後どうなったのか。上記のページでは6世紀から11世紀にかけて、モーン族による都市国家、「ドヴァーラヴァイ王国」が、タイ中央のナコンパトム県や、北部のランプーン県で成立していたと書かれています。
日本だと奈良時代から鎌倉幕府設立前あたり?文明の進歩が似たような足並みをそろえているなと感じます。しかし紹介されている民族や地名がさっぱり分かりません。
モーン族というのは、観光庁のページによれば、日本人観光客にとってはなじみ深いカムチャナプリのクェー川鉄橋のさらにその先。鉄道終点からミャンマー側に向かって150kmほど進んだところにモーン村というのがあるそうです。
すぐそばにソンカーリア貯水湖というのがありますが、やはり人々にとって水は絶対に必要。しかしこんな山の中で生活が始まったというのはちょっと解せません。
道はミャンマー側につながっていますから、そちらから移動してきた人が定住したのではという気もします。
さらに上記の都市国家は北部のランプーン県でも成立と書かれていますが、両者の距離は600kmぐらい?同じ都市国家だったという記述には納得できません。
そう思ってウィキペディアで、この都市国家「ドヴァーラヴァディー王国」について調べてみると、どうやら都市国家の連合体で、その勢力範囲は今のタイ王国のほぼ全土を占めていたという図が書かれています。
そしてこれらの都市国家内で多数の仏塔が建設されたと書かれています。それらの一部が、現代ではタイ最古の遺跡として観光対象になっているということでしょうか?
他国の歴史とはいえ、まあすごいもんだなという気がします。
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いまバンコクの国立博物館に来ています。エントリーのドヴァーラヴァイの美術品が6点ほど展示されていました。第一棟の入って左側の回廊に、スコタイ・アユタヤ以外のものが展示されています。
来る途中、チャオプラヤーエキスプレスが60バーツに値上げされていました。
国立博物館、私も行きましたが、「まあ行ってみるか」と思った程度の訪問だったので、予備知識は全くなし。
なんだかやけに仏像が多い博物館だなと感じましたが、ドヴァーラヴァイの展示もあったんですね。
チェンマイについて調べるようになったら、北方の歴史やタイという国そのものの歴史に興味が湧いてきたので
次回機会があったら、再度訪問して、今度はじっくり見て回りたいな思っています。
チャオプラヤエキスプレスの値上げ60Bですか?以前は20B程度だったと思うのですが・・・。
公式HPでも値上げされていないみたいですが、もしするとツーリストボート?
でもツーリストボートは1日乗り放題で150Bと書かれています。ちょっと気になります。
はい、ツーリストボートが50バーツから60バーツに20パーセント値上げしたということです。ほかの色の旗のボートには、今回は乗っていません。
乗り放題は、アクティブな人でないと・・・。わたしは1日に一つの観光・アクティビティーしかしませんので、使いません。
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