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一人で彷徨うバンコクあれこれ

シニアのおじさんのバンコク放浪記?です

第132回 急激な円安に対して、旅行資金を確保するには?

 バンコクでは相変らずあちこちに新しいショッピングモールやレストラン街が出来ているようです。私が帰国する直前の5月23日にはオンヌット駅前に「The Phyll」という施設がオープン。本格オープンは7月だそうで、次回以降の見学先になりそうです。

 またトンロー通りのソイトンロー11入り口付近にはThe Taste Thonglor」が8月にオープンだそうで、こちらは名前からも分かるように飲食店施設の集合体。

 ただ場所をみると、トンロー駅から1.2kmぐらい離れています。そんな不便なところにどうして作るんだろうと思っていたら、開通時期未定の地下鉄が計画中だそうで、これまたバンコクらしいなという感じです。

 なおこのソイトンローは、ミニバスが走っているようなので、これを利用すれば今でも問題なく利用できそうです。

 さて次はいつ行こうかなとカレンダーを見てため息をついていますが、ここのところの円安で、ため息も深くなりつつあります。

 それでも単調な日常生活から脱出して、数ヶ月に一度は旅行に出かけたいという贅沢な?気持ちは抑えきれず、そのための資金をどのように工面するかが頭の痛い問題です。

 対策として考えられることは

・ 現地に少し多めの円を持って行き、思い切ってバーツを多めに両替してストック。タニヤの両替やさんで、何十万もの現金を両替している人がいましたが、そういった対策のひとつかなという気もします。ただし円高に変わると損失が発生します。

・ バンコクの銀行に預ける。ただこれは定住地の住所の記入が必要みたいで、旅行者には難しそう。ただしネットで調べると不可能ではない。実際口座を持っていますという方にもお会いしました。

・ 外貨預金をする。手数料が気になるところですが、ネット銀行でバーツではなくドルで預金をして、円安になったら日本円に換金。それをさらに現地でバーツに両替が良いのではと個人的に思うようになっています。

・ 証券会社でFXにチャレンジ。ちょっとやってみましたが、相場が激しく動くときは儲けも大きいのですが、損失も大きい。さらに言えば、為替の動きを四六時中監視していないといけないということも判明。

 逆に相場が動かないときは、ほとんど売買する必要もなくヒマ?儲けもなければ損失もない。時間的余裕があり、なおかつ金融知識が必要だなと感じました。

・ 王道は働いて稼ぐこと?ただ年金暮らしの年齢では難しい。また働きながら旅行に行こうというのは、時間的に難しい。この矛盾を解決するのが、ネットの副業だと思って試みていますが、普通にやっていたのでは時給換算で1時間400円ぐらいの収入にしかならないことが分かってきました。

 なかなかうまい方法はないなあ、と思いつつ旅行への情熱は覚めやらず、たとえ貯金が減ってでも「行ける時に行かないと後悔する」と自分に言い聞かせています。
 
 
 

第131回 ゴーゴーでの支払い時のチップの額

 ゴーゴーのビールの価格ですが、最安値はパッポンの「エレクトリックブルー」で、今は50Bぐらいだったと思います。「ぐらい」と書いているのは、実はあまり気にしていないからで、「安い」ということは覚えています。

 お店側としては、ビールを安くして集客を計ろうとしているのだと思いますが、「ビールが安いから入ろう」と考える人は少ないように思います。

 結局「安いから入ろう」と考える人は、お店の中でも「あまりお金を使いたくない」と思っていますから、飲んで眺めてさっさと帰るということになってしまいそうです。

 どこの店でもそうですが、結局ママさんでもウエイトレスさんでも、ステージ上の女の子でも、ともかく自分と相性の良い子が独りでもいれば、何となくその店に行ってみたい、という気持ちになるのだと思います。

 私の個人的な価値観ですから、タイの人の考え方や欧米人の感じ方とはまた違っているのかもしれませんが、行きつけの居酒屋さんなんかと同じような感覚です。

 話を戻して、そこで会計です。以前ビールが一杯40Bだったことがあって、これ幸いとばかりに一杯だけ飲んで会計。丁度20B札があったので、2枚渡して様子を見ると、さすがにウエイトレスさんが困った顔をしていることに気が付きました。

 「やっぱりチップが必要なんだ」と思ったので、すぐにニコッと笑って、さらに40Bを追加。合計80Bですが、それだけで喜んでくれました。

 40Bのビールで20Bのチップは普通なのだと思いますが、さらにちょっとお店側の気持ちを配慮して40Bのチップにすることによって、お店側の印象はずいぶん変わるようです。それでも合計80Bですから他の店に較べると安いです。

 合計100Bを気前良く?払う方法もありそうですが、今度は「あの客は気前が良いから、要求すればいくらでも払ってくれそうだ」ということになります。このあたりの微妙なやり取りが面白いなと感じます。

 その他、ハッピーアワーで80Bぐらいを設定している店もあるようで、その場合はきっちりと100B払って、お釣りはいらないよと告げてあげると、万事丸く収まるような気がします。

 120Bぐらいだと微妙。お釣りは80Bですが、50B札と10Bコインを3枚持ってくることが多いように感じます。私は基本的にチップは20~30B程度なんだろうと解釈していますので、コインの数を見て、そのまま残してくることが多いです。これは合計が150~160B程度のときも同様です。

 ちなみにまったくチップを渡さないという人もいるようですが、これは「初めてゴーゴーに入って、チップまで考える余裕が無かった」「店の対応に不満を感じた」「単にもったいないと思った」というようなことが原因かもしれませんが、特に文句を言われることはありません。

 ただ「チップチップ!」と叫ばれることはあると思います。

 

第129回 中国の人がぼったくり被害、請求書は良く見て

 バンコクのニュースを見ていたら、「シーフードレストランで中国人がぼったくり被害」という見出しがあり、金銭感覚が鋭いと思われる中国の人でもぼったくられることがあるのかと、ちょっと興味を持って内容を読ませてもらいました。

 お店の名前は「シーアユタヤ・シーフード・マーケット」だそうで、場所を調べたらARLのパヤタイ駅からスアンパッカード宮殿に向かって600mほど歩いた左側にあるみたいです。

 ニュースでは料理代金や税金、チップの合計額が8840Bと書かれていて、確かに大きな金額ですが、利用者の人数が不明。(他のブログで4人という数字が出ていました)メニューの料金表示がどうなっているのか不明。その場で抗議したのかしなかったのかも不明。

 というわけで、価格の表示は正しそうですが、ぼったくられたのかどうかはニュースの内容だけでは判然としませんでした。ただお絞り200Bというのは、度を越していますね。

 トリップアドバイザーでも「ぼったくり」が報告されているようですから、かなり意図的?ただ私もそうですが、時々請求書の内容を良く見ないで払ってしまって、ついでにテーブル上にチップを残すことがあるのですが、後で請求書を見たらしっかりサービス料が入っていたなんて事もあります。

 200~300B前後の支払いで、10%程度の上乗せが含まれていたということで、さらに20B程度チップを加えると、被害額は軽微ですが回数が重なれば結構な損失。

 意識して見るようにしているのですが、ついアルコールが入っていると、不注意かつ気が大きくなってしまうようです。
 
 さて今回の旅行でも、あちこちの店で夕食を楽しみ、その後はゴーゴー巡りをしていました。今回利用した店は、カウボーイが「シャーク」と「ライトハウス」。ナナが「レインボー234」の三店とマンダリン。パッポンが「エレクトリックブルー」「バダビン」「ピンクパンサー」「キングキャッスル12」の2店。

 すべて定番のお店ですが、これだけで数えてみたら11件。結構な数です。

 この中で、もっともカップルのお客さんが多かったのが「バダビン」。ほとんどすべてが欧米系のカップルです。中にはステージ上に上がって踊りだしたりする女性がいたり、フロアで一緒に踊っている女性がいたりと、なんだかダンスフロアみたい。

 酔っ払ってドローンとした目をしたおじさんが、ステージの女の子のダンスを眺めて楽しむ、という雰囲気とはちょっと違うなと感じました。

 たぶんバダビンのフロアの照明が暗いこと。割と真面目にダンスをする子が多いこと。さらに客が男性だろうが女性だろうが分け隔てなく笑顔をふりまく愛想の良い子が多いことが理由かなと思われます。

 ここはウエイトレスさんやママさんからの執拗なドリンク攻撃も少ないので、一人旅で初めてゴーゴーの世界を見てみようと思う人に向いている店かもしれません。もちろんぼったくりもありません。

 

第128回 BTSの1dayパスが便利

 今回の旅行のホテルは、前半がBTSナナ駅近くの「パチャラスイーツ」だったので、私が良く動き回るアソークやトンロー方面、プルンチットやシーロム方面も、すべてBTS利用となりました。

 ナナからシーロム方面は途中で乗換えがあるものの、運賃は30B前後。往復すれば60B。これにアソークやトンロー方面の往復の移動を含めると、1日の運賃は100Bを越すということが分かったので、今回初めて「1day パス」を130Bで購入して利用しました。

 購入は駅改札横にある窓口で「1day パス」と告げればよいだけで、その場でカードがもらえます。後は通常のカードを使うのと同じように改札を通り抜けますが、駅から出るときは取り忘れがないようにしないといけません。

 実際に使ってみると、いちいち発券機を使う必要が無いので非常に便利。券売機前の混雑を横目に通り過ぎることが出来るので、移動時間の短縮にも繋がります。

 チャージ型のカードもあるのですが、こちらの場合はチャージした分しか利用できないのに対して、1dayパスは乗り放題ですから、1日あちこち動き回ろうと思ったときは便利です。

 ちなみにMRTにも1dayパスがあって、料金が120Bとちょっと安い。しかしウイークエンドマーケットあたりまで行くのならともかく、MRTだけであちこち移動するという機会はあまり無いように思え、こちらは利用していません。

 これら以外に私が体験していない公共交通機関はバスだけなのですが、これは路線図を把握していないと無理そう。さらに言えばバスよりもタクシーのほうが楽で便利なので、当分利用する機会はなさそうです。

 さてバンコク関連のニュースがいくつか配信されていましたので紹介。

 シンガポール航空を親会社に持つノックスクート航空が関空~ドンムアン(バンコク)~シンガポールの路線を週3便開設だそうで、機材はB789です。

 もう一つ。バンコク~ホアヒン、バンコク~パタヤの間に高速鉄道が敷かれるようで、来年あたりから建設開始だそうです。両者共に距離は約200kmですが、高速鉄道が出来れば1時間半かからずに移動できそうです。

 他にもバンコク~チェンマイ間に、日本の新幹線を走らせる計画もあるみたいで、こういった鉄道ができると、都市間の移動は飛躍的に便利になりそうです。

 しかし天邪鬼の私は、便利になるなら、その前に不便な状態を体験してみたいなという気にもなります。次回の旅行では、久し振りのパタヤを目指したいと思っていますが、それ以外にも北方の各県にも行ってみたいなと思うようになってきました。
 
 

第127回 今回の旅行でタクシーを利用した感想

 今回の旅行でもタクシーを何回か利用しましたので、その印象をいくつか。

・ 前回書きましたが、「パイ~」と、地名に「パイ」をつけて行き先を告げるより、ずばり行き先だけ「~」と言ってしまったほうが良さそうです。

・ ガイドブックには、行き先を告げた後「メーター利用を確かめる」という風な説明が多いですが、私は面倒なのですぐ乗り込んでしまいます。今回は夜の飲み歩きで使ったタクシーを除いて、昼間に利用したタクシーは何も言わなくても100%乗り込むとメーターのスイッチを押してくれました

・ 私の場合ナナやアソークからパッポン方面に移動したり、トンローあたりから、ホテルのあるルンピニあたりへ移動することが多かったのですが、料金は50~80B程度でした。

・ 夜の繁華街で路上に停車中のタクシーを捕まえると、運転手さんによっては、上記の距離で2~3倍になります。女性連れだともっと高くなるように思えます。(時々交渉している声が聞こえます)

・ 嫌なら断固断って、そこからちょっと移動して流しのタクシーを捕まえれば、メーターで行ってくれることが多いです。(もちろん、行き先を告げた瞬間「~B」という流しの運転手さんもいますので、その場合は「ノー」と言って利用しなければ良いだけです。

・ 今回前半はナナの「パチャラスイート」、後半はルンピニの「エータス・ルンピニ」に宿泊し、これらのホテルに戻るときタクシーを使ったこともありますが、ほとんどの運転手さんは、場所を知りませんでした。

 パチャラの場合は、ソイ4からソイ6に抜ける一方通行なので、ソイ4から左折する道さえ間違えなければ、割と分かりやすいです。

 エータスの場合は、ナナ方面から行くと道路の右側にホテルが位置するので、いったん裏道に入って戻ってくることになりますが、この指示が結構面倒。

 「ラマ4 ユーターン」というと、分かってくれる運転手さんが多かったのですが、実際にはユーターンが出来ませんので、「分かった。じゃあ裏道から行くよ」と答えてくれる運転手さんが多かったです。

 ちなみに「ユーターン」という言葉は比較的よく通じるように感じました。

・ ルンピニからスワンナプーム空港まで、朝の移動は運賃が260B程度でした。高速代は二箇所で50B、25Bと支払うので、合計340B前後。逆に空港から、正規の場所で乗ると、空港使用料50Bが加算されるので400B前後になるはずです。

・ 支払いは基本的に20B紙幣を使って、ちょっと端数を上乗せして支払っていますが、一度だけ60B程度の区間で20B紙幣 がなく、100Bで払い、安全運転の運転手さんだったので「安全運転ありがとう。お釣りはいりません」と伝えると、喜んでくれました。

・ 日本のタクシーと違って、降りた後ドアは客が閉める必要があります。もう慣れましたが、日本でタクシーに乗ったとき、自分で閉めそうになってあわてることがあります。