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一人で彷徨うバンコクあれこれ

シニアのおじさんのバンコク放浪記?です

第57回 初めてチャオプラヤエクスプレスに乗ったとき

 初めてバンコクに行き、食べ物の匂いに圧倒され、道路の交通事情に驚愕し、それでもめげずにタクシーにぼられつつ王宮に行き無事観光を終了。しかしあちこちで怪しい輩に声をかけられ、 まあなんともバンコクというのはすさまじい街だなというのが第一印象。

 しかしそれが一方で「やけに面白い街だぞ」と感じたことも事実のようで、次々と訪れる日本では滅多に味わえない既成概念を覆す出来事に、ハラハラドキドキの連続で、まあそれほどおおげさなことでもないのですが、小心者の中高年おじさんの冒険心を駆り立てて立ててくれたように思います。

 というわけで、旅行最終日が近づくにつれ、バンコクという街では自分のやりたいことが好きに出来るんだという感覚もわずかながら芽生えてきました。

 そこでチャレンジ?したのがチャオプラヤエクスプレス。ガイドブックにちゃんと乗り方が書いてありますから、「よし乗るぞ」と意気込むほどの乗り物ではないのですが、ともかく一人旅の初チャレンジは何をするにも心配です。

 ガイドブックを読むと、サパーンタークシン駅から桟橋まで歩いていけると書かれていて、すぐそばに高級ホテルもあったので、ここで食事をと考えましたが、ここは何やら別世界の雰囲気で、従業員さんが慇懃無礼。

 今思い返してみると、こういったホテルにはふさわしくないTシャツ短パンで館内を歩き回ったせいかという気もしないでもないのですが、このときの印象でこのホテルは大嫌いになってしまいました。

 
 
 桟橋に到着すると待合場所と思われるところに群衆がいて大混雑。しかも日本の駅や桟橋のように整列乗車が行われるわけでもなく、何やらタイ語でガーガーアナウンスがあるだけで、アナウンスと共に人が一斉に移動していますが、すべてが私には意味不明。

 しょうがないので、正面にあったチケット小屋?でワットアルンに行きたいと告げると、ともかく来た船に乗って船内でチケットを買えと言います。しかしその場でチケットを買っている人もいて、これまた意味不明。(観光用のチケットだったと思われます)

 船に乗るときは、船が完全に停まらないので桟橋から落ちるときがある、なんていう恐ろしい注意書きがガイドブックに書かれていたので、湘南の釣り船の乗り降りに慣れている私もちょっと緊張しましたが、これも特に問題なし。

 どうやらガイドブックというのは注意を喚起するために少し大げさに書く必要があるんだなということがだんだん分かってきました。


 

第32回 歩道がとてつもなく歩きにくいことを体験

 20年30年前に較べればずいぶん良くなったのだと思われますが、バンコクの主要道路上の両脇にある歩道は、狭いところで幅が1mぐらい。広いところで5~6m。

 足元はタイル状のブロックで作られていることが多く、それがほとんどメインテナンスをされないため、凸凹があちこちにあります。

 さらに昨日も書いたように、歩道沿いに建つ建物の駐車場から歩道を横切って車道に出る車の道があるため、あちこちで歩道が途切れています。

 要するに足元は数mといえども平坦な道がないということで、旅行者がスーツケースを持って移動するのは大変な街です。

 しかもその歩道上に屋台が出店し、テーブルや椅子が並べられ、傍らを多数の人が行き交っています。交通渋滞の激しい通りの横にある歩道では、歩道上をバイクが走り抜けたりもします。

 シーロム駅からサラデーン駅へ初めて歩いて向かったとき、「この混沌とした歩道の状態は、一体何なんだ」と驚き、しばし呆然。

 しかし歩かないことには目的地にはつかないので、恐る恐る歩きだすと、ともかく足元が悪い。さらに前方から津波のごとく人が押し寄せてくる。

 左側の路地からはタクシーや乗用車、バイクが、人が歩いていようがなんだろうがものすごい勢いでメインの通りに出ようと突っ込んできます。

 「こりゃ怖くて横断できないな」と思って立ち止まると、それを良いことに、次から次へと車が押し寄せ、いくら待っていても途切れることがありません。

 しかも路地から出てくる車だけではなく、路地に入ろうとする車やバイクもいますから、足元を見て、右を見て、左を見て、正面の目標を見て、さらにもう一度チェックしようなんて思っていると、半永久的に横断できません。

 日本の交通道徳がいかに徹底しているかがよく分かりましたが、そのことにいくら感動していても横断は出来ません。結局周囲の人の動きを見て、数名の同行者?と一緒に無理矢理横断。

 これが後々ある意味交通道徳を無視するという快感にも繋がってくるのですが、当時は道1本横断するのに神経をすり減らしました。