一人で彷徨うバンコクあれこれ

シニアのおじさんのバンコク放浪記?です

第356回 イサーン料理をおいしいと感じる理由

 朝からどんよりした曇り空で、また雪が降るという天気予報が当たりそうな気配です。

 バンコクのタイ料理レストランを調べていると、よくイサーン料理という言葉を耳にします。イサーンと言うのはタイの東北部に位置する場所のことで、この地方特有の料理を意味するようです。

 地図を見てみるとバンコクから500kmぐらい離れた地域のようですから、東京と大阪ぐらいだと思われます。その先はラオスとの国境になっています。

 この地方への玄関口はバンコクから200kmほど離れた「ナコン・ラーチャシーマー」(コラート)という都市になるようで、ここへ行くためには鉄道かバスで行く必要があるみたいです。

 旅行者の間では「貧しい地方」という印象が行き渡っているように感じていますが、主産業は山あいの農林業だと思われるので、日本の50年ぐらい前の農村部のイメージかもしれません。

 日本でも当時は田舎の中学校を卒業した子供たちが、集団就職のために上京した、なんていう話をよく聞きましたが、バンコクに行ってこういった話を実感するのはゴーゴーです。

 働いている女の子たちに出身地方を尋ねると、大多数がイサーンと答えます。さらにまめな子は1週間に1回とか、その田舎に戻って親孝行をして帰ってくるということもあるようです。

 田舎に旦那さんがいたりする場合もあるようですが、多くの場合子供はいても独り身だという子が多いです。客商売だからそういう言い方をするのか、本当に旦那さんはいないのか、定かではありません。

 しかしそれではなぜこのイサーン料理がおいしいとしてもてはやされるのか?日本人だからそう感じるのか、それともタイと言う国では、イサーン地方だけ料理の技術が発達したのか?

 調べてみると、この地方の料理はタイと言うよりラオスの料理に近いとのことでした。そう思って地図を見るとラオスの首都ビエンチャンはタイとの国境近くにあるんですね。もっとラオス中心部にあると思っていました。

 単純に地図で比較するとバンコクとビエンチャンの間にあるのがイサーン地方と言うことになるようです。中央にはコラート高原と呼ばれる高台?があるようですが、飛行機がこのあたりを通過するときは、気流の乱れのせいか、いつも少し揺れるような気もします。

 一方で地図上では道路網が整備されているようには見えませんので、古くからこの地方に住んでいる人たちは、周囲との交流が少なく、海も遠い関係で、その地方で採れる農産物や豚、鶏、さらに場合によっては昆虫といった独自の料理スタイルができたんだろうなと思えます。

 ただこれだけでは、こういった料理を、日本人がなぜおいしいと感じるのかが分かりません。日本人のルーツにも関係するのでしょうか?

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