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一人で彷徨うバンコクあれこれ

シニアのおじさんのバンコク放浪記?です

第212回 バンコクの不便さを楽しむことが面白い?

 昨日横浜から帰ってきました。本来なら6泊7日のビジネスクラスバンコク旅行を楽しむはずだったのが、台風と爆弾騒ぎ、さらに母親の体調不良が重なり、結局12月に延期。これからあと四か月。爆弾騒ぎの行方を見守りながら、旅行計画ということになりそうです。

 代わりに出かけた今回の伊豆・横浜旅行ですが、伊豆では魚介類、横浜では中華料理を満喫して帰ってきました。久しぶりに行った国内旅行ですが、どこでも日本語が通じ、海外では考え付かないようなサービスをチップ無しで受けられるなと改めて感じました。

 要するにコストパフォーマンスも良く、国内旅行の満足度はひじょうに高いということになるのですが、すべてが整いすぎて冒険心?が刺激されないという贅沢な悩みは感じました。

 バンコクに行く場合は、玄関を出てから飛行機に乗るまででも、すでにワクワク感があります。さらに機内の狭い座席は鬱陶しいことこの上ないのですが、映画や機内食を楽しみながら未知の目的地に少しずつ近づいているぞ、という期待感もあります。

 スワンナプーム空港に着陸して空港内を歩いていると、日本語は皆無となり、タイ語と英語だけがコミュニケーションツールとなり、その不自由さがまた緊張感を盛り上げてくれます。

 日本なら当たり前のように思える列車の定時運行も、タイではいつ何が起きるかわかりません。タクシーも、どこで乗るか?運転手さんはどんな人か?ちゃんとメーターを使うか?ホテルの場所を知っているか?途中の渋滞状況はどうか等々、気を遣う要件が多数あり、さらに緊張感が高まります。

 ようやくの思いでホテルに到着すると、今度はチェックイン。フロントの係員は、流ちょうな英語を話し、それを必死に聞き取り何とか部屋へ。

 ついに到着だ~!と思って部屋を見渡すと、日本のホテルと比較すると2倍以上の広さがあり、最初は「なんだこの無駄な空間は」と思っていたのに、いつの間にか「部屋の広さは最低30m2ぐらい必要だな」と基準が変わり、逆に今度は日本のホテルの部屋の狭さをはっきり意識するようになります。

 ところがその広大な部屋でシャワーを浴びようとすると、水が満足に出なかったり、お湯になったりならなかったり、足元を見ると水が飛び散り、排水口からは水があふれ出る、なんてことがあります。

 照明をつけようとしたら切れているとか、電話を使おうと思ったら全く信号音が聞こえない、エアコンから暖かい風しか出てこない等々、設備の面ではどんなトラブルが起きるか全く予想できません

 こういったトラブルに直面すると、日本の宿泊施設のホスピタリティやきめ細かく管理された部屋の状態は、突出して素晴らしいものなんだと改めて気が付きます。

 というわけであれやこれや、行くたびに何か新しい経験をすることになり、それが面白いと感じられる人はバンコクにはまり、もうこりごりだと思う人はバンコクを避けるのだと思います。 
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