一人で彷徨うバンコクあれこれ

シニアのおじさんのバンコク放浪記?です

第573回 バンコクの物価は安い

 バンコクというかタイは物価が安いです。最近は少し円安傾向になっているので、リピーターの人はなんか滞在費が多く必要になったなと嘆いているかもしれませんが、初めてタイに行った人はびっくりすると思います。

 ようやくの思いでスワンナプーム空港に到着して、長い長い通路を歩きイミグレに到着。ここで全くやる気のないイミグレの職員にうんざりしたころようやく解放されてスーツケースを受け取ります。

 さてそこからですが、評判の悪いタクシーに乗るとだいたい市街まで空港使用料や高速代を含めて400B前後です。これは日本円換算で1200円ぐらい。

 距離にすると30kmぐらいありますので、日本の尺度で考えれば「安い!」と驚愕することになります。ARLという鉄道を使って市内に入れば、だいたい日本円で150円ぐらいで行けます。

 バンコクはこういった交通機関の運賃が安いなあとつくづく感心しますが、チャオプラヤ川の対岸への渡し船に至っては2B(約6円)という運賃も存在します。申し訳ないくらいです。

 宿泊についてはピンからキリまであるのであまりに日本と比較できませんが、日本のビジネスホテルのような10数m2といった部屋はほとんどありません。

 3000円ぐらい出せば20m2以上の部屋となり4000円出せば立派な?ビジネスホテルになります。私は宿泊の目安を1泊6000円と考えているのですが、これで部屋の広さが30m2前後となり、日本のシティホテルクラスとなります。

 食べ物はどうか。屋台で食べれば1食100~150円ぐらいではないかと想像してますが、衛生上の不安を感じるので利用したことはありません。

 エアコンの無い食堂のような場所でタイ料理を食べると1食が150~400円ぐらい?エアコンのあるいわゆるレストランになると400~700円ぐらい。

 タイ料理ではなく、洋食や和食、中華というジャンルになると500~1000円とその幅は広がります。近年食事に関しては値上がり傾向が強く、あちこちでメニューの名段部分が書きかえられているのを見ることができます。

 ただ相対的に日本で食べるより安いことは間違いないです。ただし交通機関の安さに比べると食べ物はどんどん高くなっているなと感じます。

 では衣料品はどうか。ロビンソンデパートやMBK併設の東急あたりには庶民的なカジュアル衣料品が多いと思っていますが、値段を見るとそれほど日本と遜色ないような気がします。

 バンコクでも多少名前が売れているメーカーの製品は、日本のカジュアル衣料品より高いですね。私の場合は衣料品の知識がほとんどないので、サイズが不安なバンコクの衣料品は滅多に買いません。

 というわけで、たまに気が向くとMBKやチャトチャのマーケットで500~1000円ぐらいのTシャツを買ったりしますが、帰国後洗濯すると安いものは全体が縮むような印象を持っています。つまり安いけれど、下手に買うと失敗するという事です。

 では雑貨はどうか。最近は日本のショッピングモール内でアジアン雑貨が販売されていますが、気に入ったものがあれば日本で買うより安いと思います。

 ただ以前アロマ系のお香を買ったのですが、これが匂いが強くてビニールに包んでスーツケースに入れたのに、匂いが漏れてくるという事がありました。

 帰国後も何重ものビニールに入れて保管。結局小出しにして全部使い切りましたが結構処理が大変でした。それに比べればちょっと重くなりますがソープ系は良いものが多いなと感じます。ただ日本の石鹸と値段を比較したことがないので、高いのか安いのかは不明です。

 というわけで、物価が安いと思えるタイですが、お土産に適するものと適さないものがあるように思います。とは言いつつ、得したものや失敗したものを含めて旅の思い出になります。

 失敗してもそれほど大きな損失に感じないのは、やはり物価が安いからだろうなと思います。
 

第57回 初めてチャオプラヤエクスプレスに乗ったとき

 初めてバンコクに行き、食べ物の匂いに圧倒され、道路の交通事情に驚愕し、それでもめげずにタクシーにぼられつつ王宮に行き無事観光を終了。しかしあちこちで怪しい輩に声をかけられ、 まあなんともバンコクというのはすさまじい街だなというのが第一印象。

 しかしそれが一方で「やけに面白い街だぞ」と感じたことも事実のようで、次々と訪れる日本では滅多に味わえない既成概念を覆す出来事に、ハラハラドキドキの連続で、まあそれほどおおげさなことでもないのですが、小心者の中高年おじさんの冒険心を駆り立てて立ててくれたように思います。

 というわけで、旅行最終日が近づくにつれ、バンコクという街では自分のやりたいことが好きに出来るんだという感覚もわずかながら芽生えてきました。

 そこでチャレンジ?したのがチャオプラヤエクスプレス。ガイドブックにちゃんと乗り方が書いてありますから、「よし乗るぞ」と意気込むほどの乗り物ではないのですが、ともかく一人旅の初チャレンジは何をするにも心配です。

 ガイドブックを読むと、サパーンタークシン駅から桟橋まで歩いていけると書かれていて、すぐそばに高級ホテルもあったので、ここで食事をと考えましたが、ここは何やら別世界の雰囲気で、従業員さんが慇懃無礼。

 今思い返してみると、こういったホテルにはふさわしくないTシャツ短パンで館内を歩き回ったせいかという気もしないでもないのですが、このときの印象でこのホテルは大嫌いになってしまいました。

 
 
 桟橋に到着すると待合場所と思われるところに群衆がいて大混雑。しかも日本の駅や桟橋のように整列乗車が行われるわけでもなく、何やらタイ語でガーガーアナウンスがあるだけで、アナウンスと共に人が一斉に移動していますが、すべてが私には意味不明。

 しょうがないので、正面にあったチケット小屋?でワットアルンに行きたいと告げると、ともかく来た船に乗って船内でチケットを買えと言います。しかしその場でチケットを買っている人もいて、これまた意味不明。(観光用のチケットだったと思われます)

 船に乗るときは、船が完全に停まらないので桟橋から落ちるときがある、なんていう恐ろしい注意書きがガイドブックに書かれていたので、湘南の釣り船の乗り降りに慣れている私もちょっと緊張しましたが、これも特に問題なし。

 どうやらガイドブックというのは注意を喚起するために少し大げさに書く必要があるんだなということがだんだん分かってきました。